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「Café des Six」お便り・ご感想

❖CDを購入された方からのお便り・ご感想

ダリウス・ミヨー、アルチュール・オネゲル、フランシス・プーランク……。20世紀初頭のパリでエリック・サティの音楽に心酔し、彼の許に集まった若き音楽家たちだ。ジャン・コクトーが「フランス6人組」と呼んで有名になったが、彼らの作風は一括りにするにはあまりにバラエティに富んでいた。

その6人組のピアノソロ作品を、あえて2枚組CDに編んだのが本作。2枚は「Quietude」と 「Vivacite」(静と動)に分けられていて、都会的な小品が、「静」では硬質かつ繊細に、「動」では逆に柔らかく重厚に、それぞれ奏でられている。ある意味でミニマル音楽の原点。

会場で購入させていただいたCDもすてきで、あれから毎夜「夜」のCDを聴いています。

車の運転中は「昼」のCDを。プロデュースなさった方のセンスというか、遊び心が本当に楽しみをもたらすよいセットです!もちろん、夏子さんの演奏も。

とても素晴らしい構成で、クラシックのCDと言うよりジャズに近いものを感じました。
我家では、食事の時の十八番となりそうです。> (それまではキースジャレットでした)

先月突然お電話し、神武さんのCDに収められている曲の楽譜がどちらかで入手できるかをお尋ねし突然のお電話大変失礼いたしました。

アルバムは大のお気に入りです。朝主人と娘を送り出し、家事も一段落したところで(それこそ)コーヒーを飲みながら聴くのが日課のようになりました。どの曲もとてもオシャレで素敵です。ドビッシーやサティなどのフランスの作曲家は、私にとってはどこかみどころがなく、聴くのも弾くのも難しく思い、避けていたのですが、この6人組の作品はすんなり心の中に入ってきました。(特にプーランクが素敵です)

今まで私が聴いていた曲(バッハ、ショパン、シューマン、ラフマニノフ)とは違う音(和音・フレーズ・メロディでしょうか)がとても新鮮で、新しい音楽に出会えたようで嬉しいです。プーランクの「即興曲」「間奏曲」「主題と変奏」が弾けるようになれたらいいな、と思い横浜のヤマハで取り寄せてもらっています。楽譜が入荷するのが楽しみです。但し、とても弾ける自信はないので、CDを聴きながら譜面を追うだけになってしまうかもしれませんが……。

神武さんの演奏は音がやさしく、流れるようできれいです。間(マ)というかテンポというのでしょうか(専門的なことはわかりませんが)とても心地いいです。

 

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