2017年の活動記録
❖5/12 第26回神武夏子ピアノリサイタル『宮澤賢治 音楽と詩の世界』発売記念コンサート
※イメージをクリックするとPDFでダウンロードできます。
- 日程:2017年5月12日(金)
- 開場:18:30/開演:19:00
- 会場:豊洲シビックセンターホール 5F (→会場アクセス)
- 出演:神武夏子(朗読・作曲・ピアノ演奏・歌)/齊藤歩(サウンドクリエイター・作曲・編曲・フルート演奏)/ユニット「倭音」 池田太郎・塩谷浩美(スーパーバイザー)
- チケット:一般3000円/学生2000円
主催:ミモザ/後援: ナチュラルスピリット ・ YAMAHA銀座店
※お問い合わせ・チケット申込み:ムジカキアラ Tel:03-6431-8186(月~金)10時~18時/オンラインフォーム
『宮澤賢治 音楽と詩の世界』は5月上旬発売予定です。
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CD 制作にあたって
小学生の頃、「雨ニモマケズ」を読んだ時は、とても教育的な詩に思えて好きにはなれませんでした。ところが、今回の宮澤賢治CD制作にあたり、あらためて読みかえしてみて、愕然としたのです。「雨ニモマケズ」は、まるで目の前がぱっと開けたように、私の心に響きました。ご存知のとおり、宮澤賢治の全ての作品には、根底にヒューマニズムが流れています。岩手への郷土愛、裕福に育ちながら貧しい農民への自己犠牲、何よりも自然と一体感は、独自の世界観を作り上げています。
宮澤賢治は大変音楽を愛していて、いくつかの曲を作っていますが、それらは楽譜に残すというよりは、周りの人々によって、歌いつがれてきたようです。どこか「古事記」を思い出します。ほとんどがテーマだけと言っていい短い作品ばかりですが、それらを編曲し、また詩や童話からインスピレーションを得て作曲しました。作品があらわす世界観を少しでも伝えることができたらうれしいです。
神武夏子
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当日の模様
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プログラム
第1部 古事記を奏でる | |
| 神武夏子作曲 |
| 神武夏子作曲 |
| 齊藤 歩作曲 |
| 神武夏子作曲 |
| 齊藤 歩作曲 |
| 神武夏子作曲 |
| 齊藤 歩作曲 |
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神武夏子作曲 齊藤 歩編曲 |
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| 神武夏子作曲 |
| 神武夏子作曲 |
| 齊藤 歩作曲 |
| 齊藤 歩作曲 |
| 神武夏子作曲 |
| 神武夏子作曲 |
(変更あり) |
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プロフィール
神武夏子(ピアニスト・作曲家・朗読家)
武蔵野音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。フランス留学後、エリック・サティと「フランス6人組」の音楽を、リサイタルを中心に、サロン・コンサート、NHK−FM「名曲リサイタル」出演など、さまざまなかたちで紹介している。また、詩人藤富保男氏とピアノと詩の朗読による「詩を奏でる」を各地で公演。2012年以降、「古事記」をテーマにして、音楽と語りによる独自の世界を企画・プロデュースし、自ら表現する活動をしている。日本ペンクラブ会員。2002年、CD「café des six」、2006年、CD「café Poulenc」、2015年、著書「古事記を奏でるCDブック上巻」、CD「聖なるものへの讃歌」、2016年、著書「古事記を奏でるCDブック中巻」を発表。
齊藤歩(フルーティスト、サウンドクリエイター)
国立音楽大学付属高等学校を経て、国立音楽大学フルート専攻を首席で卒業。国立音楽大学卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。第5回日本アンサンブルコンクール室内楽部門、優秀演奏者賞受賞。2000年、2005年、2009年にモーツァルト青少年管弦楽団首席奏者としてオーストリア公演に参加。日本モーツァルト青少年管弦楽団、モーツァルト・カンマー・オーケストラ首席フルート奏者。現在はExtasyBoxのフルート奏者として活躍。またDTMによる楽曲製作など幅広く活動中。
❖2/25 『古事記を奏でる』 コンサートのご案内
この度、渋谷青山の守り神である金王八幡宮にて「古事記を奏でる」を演奏する運びとなりました。ご都合がよろしければ是非お立ち寄り下さい。
- 日程:2017年 2月25日(土)
- 時間:開場13:30 開演14:00
- 会場:金王八幡宮社務所 (渋谷駅 徒歩5分 →会場アクセス)
- 出演:神武夏子
- 入場料:一般 1,000円 学生 500円
- プログラム:『古事記を奏でる』上巻・中巻からの抜粋
チケット制ではありません。当日受付でお支払いをお願い致します。
おことわり
「古事記」や「宮澤賢治」はあくまで一個人の音楽表現のための素材として利用させていただいています。既成の宗教、思想、団体等とは一切関係ありません。