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2015年の活動記録

❖CDブック『古事記を奏でる 上巻』、CD『聖なるものへの讃歌』発売

2015年冬、神武夏子がこの数年間取り組んできた「古事記」プロジェクトがCDおよびCDブックとして刊行されました。

リンク先のページでは試聴、ご購入ができます。

『古事記を奏でる 上巻』

『聖なるものへの讃歌』


CD『聖なるものへの讃歌』の発売日は12月12日です。

AmazonおよびCDショップでの販売開始までのご注文はへお願いします(11月2日以降)。


CD『聖なるものへの讃歌』

神武夏子さんのCD『café des six』に収録されているプーランクのパヴァーヌが独特の味わいがあり、とても気に入ってしまい、この感じの曲を集めてCDを作りたいと神武さんにお願いしたら、快く引き受けていただけた。曲は「聖なるものへの思慕」をモチーフにしたものを選ばせていただいた。人の真実と心の中に聖なるものを持つことの大切さが感じられる作品にしたいと思った。

CDブック『古事記を奏でる』

僕は神武夏子さんのピアノリサイタル「かむながらに」に参加させていただいたとき、神武さんの古事記に対する取り組みがとても斬新に感じた。これまでのシリーズをまとめたものを作品(本やCD)として出したいと思った。日本人の心のふるさとであり原点でもある古事記のものがたりを、神武さんの作曲した音楽とともに味わい、自分の心の中心を再認識できればと思った。

ナチュラルスピリット代表 今井博央希

プロフィール

神武夏子(ピアノ)

武蔵野音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。フランス留学後、エリック・サティと「フランス6人組」の音楽を、リサイタルを中心に、サロン・コンサート、NHK−FM「名曲リサイタル」出演など、さまざまなかたちで紹介している。また、詩人藤富保男氏とピアノと詩の朗読による「詩を奏でる」を各地で公演。2012年以降、「古事記」をテーマにして、音楽と語りによる独自の世界を企画・プロデュースし、自ら表現する活動をしている。2002年、CD「café des six」、2006年、CD「café Poulenc」を発表。

齋藤歩(フルート、サウンドクリエイター)

国立音楽大学付属高等学校を経て、国立音楽大学フルート専攻を首席で卒業。国立音楽大学卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。第5回日本アンサンブルコンクール室内楽部門、優秀演奏者賞受賞。2000年、2005年、2009年にモーツァルト青少年管弦楽団首席奏者としてオーストリア公演に参加。日本モーツァルト青少年管弦楽団、モーツァルト・カンマー・オーケストラ首席フルート奏者。現在はExtasyBoxのフルート奏者として活躍。またDTMによる楽曲製作など幅広く活動中。

❖第24回神武夏子ピアノリサイタル『古事記を奏でる』『聖なるものへの讃歌』発売記念コンサート

※イメージをクリックするとPDFでダウンロードできます。

主催:ミモザ/後援:Association des Amis de Francis Poulenc(フランス プーランク協会)、YAMAHA銀座店、ナチュラルスピリット
※お問い合わせ・チケット申込み:オンラインフォーム/03-3428-5794(FAX)


CD『聖なるものへの讃歌』の発売日は12月12日です。

AmazonおよびCDショップでの販売開始までのご注文はへお願いします(11月2日以降)。


当日の模様

プログラム

第1部

  • パヴァーヌ「フランス組曲」より(フランシス・プーランク)
  • アルカデルトのアヴェ・マリア(フランツ・リスト)
  • シチリアーナ(オットリーノ・レスピーギ)
  • フィンランディア(ジャン・シベリウス)
  • ラシーヌ讃歌(ガブリエル・フォーレ)
  • カッチーニのアヴェ・マリア(齊藤歩 編曲)
  • クーラント(ジャン=バティスト・リュリ)

第2部 古事記 上巻

  • 天地創造
  • 伊邪那岐命と伊邪那美命
  • 天照大御神
  • 黄泉国
  • 天岩屋戸
  • 八俣の大蛇
  • 八雲たつ
  • 稲羽の白兎
  • 大国主神の国譲り
  • 天孫降臨
  • 木花之佐久夜姫
  • 海幸山幸

(変更あり)

神武夏子:朗読、作曲、ピアノ演奏
齋藤歩:サウンドクリエイター、フルート、作・編曲
ユニット「倭音」(河田為雄・塩谷浩美):スーパーバイザー

CD『聖なるものへの讃歌』

神武夏子さんのCD『café des six』に収録されているプーランクのパヴァーヌが独特の味わいがあり、とても気に入ってしまい、この感じの曲を集めてCDを作りたいと神武さんにお願いしたら、快く引き受けていただけた。曲は「聖なるものへの思慕」をモチーフにしたものを選ばせていただいた。人の真実と心の中に聖なるものを持つことの大切さが感じられる作品にしたいと思った。

CDブック『古事記を奏でる』

僕は神武夏子さんのピアノリサイタル「かむながらに」に参加させていただいたとき、神武さんの古事記に対する取り組みがとても斬新に感じた。これまでのシリーズをまとめたものを作品(本やCD)として出したいと思った。日本人の心のふるさとであり原点でもある古事記のものがたりを、神武さんの作曲した音楽とともに味わい、自分の心の中心を再認識できればと思った。

ナチュラルスピリット代表 今井博央希

プロフィール

神武夏子(ピアノ)

武蔵野音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。フランス留学後、エリック・サティと「フランス6人組」の音楽を、リサイタルを中心に、サロン・コンサート、NHK−FM「名曲リサイタル」出演など、さまざまなかたちで紹介している。また、詩人藤富保男氏とピアノと詩の朗読による「詩を奏でる」を各地で公演。2012年以降、「古事記」をテーマにして、音楽と語りによる独自の世界を企画・プロデュースし、自ら表現する活動をしている。2002年、CD「café des six」、2006年、CD「café Poulenc」を発表。

齋藤歩(フルート、サウンドクリエイター)

国立音楽大学付属高等学校を経て、国立音楽大学フルート専攻を首席で卒業。国立音楽大学卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。第5回日本アンサンブルコンクール室内楽部門、優秀演奏者賞受賞。2000年、2005年、2009年にモーツァルト青少年管弦楽団首席奏者としてオーストリア公演に参加。日本モーツァルト青少年管弦楽団、モーツァルト・カンマー・オーケストラ首席フルート奏者。現在はExtasyBoxのフルート奏者として活躍。またDTMによる楽曲製作など幅広く活動中。

❖第23回神武夏子ピアノリサイタル「かむながらにVIII」

※イメージをクリックするとPDFでダウンロードできます。

主催:ミモザ/後援:Association des Amis de Francis Poulenc(フランス プーランク協会)、YAMAHA銀座店
※お問い合わせ・チケット申込み:オンラインフォーム/03-3428-5794(FAX)

当日の模様

プログラム

第1部 エリック・サティ

  • エリック・サティ
    • 最後から2番目の思想
    • スポーツと気晴らし より
    • ジュ・トゥ・ヴー
  • フランシス・プーランク
    • ノクチュルヌ

第2部 古事記 中巻

  • 第十四代仲哀天皇
    • 神功皇后新羅を伐つ
    • 喪の船
    • 酒楽の歌
  • 第十五代応神天皇
    • 葛野の歌・蟹の歌
    • 髪長姫
    • 剣の歌・酒の歌
    • 大山守命の乱

(変更あり)

神武夏子:朗読、作曲、ピアノ演奏
齋藤歩:サウンドクリエイター、フルート、作・編曲
ユニット「倭音」(河田為雄・塩谷浩美):スーパーバイザー

コンサートによせて

サティは作曲家でありながら詩人であった。そこで、前回は音符の行間に書かれた詩を、ピアノを演奏しながら語ってみた。サティ自身は声に出して読んでくれるな、と注意書きしているが、大目に見てもらえるだろうと勝手に考えて試みたのである。今回も図に乗っていくつか語り弾きしてみたい。サティの天才ぶりは詩にも表れていて、それらは豊かな諧謔にあふれ、また何事にも屈しないサティの一徹さが垣間見られる。そしてサティの「神話こわし」の音楽は、若者たちに新しい道を開いていく。「フランス6人組」の一人、フランシス・プーランクもサティを心から敬愛し、大きな影響を受ける。プーランクは大変に裕福な家庭に生まれたセレブである。その音楽は、美しいメロディー、軽快さ、陽気さと暗さ、粋なパリジャンと敬虔なクリスチャンというように多様性に富んでいて、様々な顔を私達にみせてくれる。そして私達を魅惑する。ノクチュルヌの1番はプーランクお得意のハ長調で始まるが、私はこの曲が大好きである。

古事記は今回で中巻が終わる。中巻は神と人間の両方の物語が語られる。仲哀天皇の后である神功皇后は、天皇の変わりにアマテラス大御神の助けを借り新羅を攻める。古事記は数々の強い女性を描いているが、神功皇后もまた身重であるにもかかわらず勇敢に戦うたくましい女性である。その子、応神天皇は安定して国を治め、朝鮮半島より高い技術を持つ職人を渡来させた、グローバル感覚を持った名君だったように想像する。今回も多くの歌が収録されているので、歌で語られる背景と歌い手の気持ちをできるだけ表現できる曲を作りたいと思っている。ぜひ歌のすばらしさを感じていただければ幸いである。

神武夏子

プロフィール

神武夏子(ピアノ)

武蔵野音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。フランス留学後、サティとフランス6人組の音楽に出会い、1999年、プーランク生誕100周年記念コンサートを主催。現在、リサイタルを中心に、サロン・コンサート、NHK‐FM「名曲リサイタル」出演など、さまざまなかたちでサティとフランス6人組の音楽を紹介するほか、詩人の藤富保男氏と、ピアノと詩の朗読による「詩を奏でる」を各地で公演。2002年、CD「café des six」、2006年、CD「café Poulenc」を発表。

齋藤歩(フルート、サウンドクリエイター)

国立音楽大学付属高等学校を経て、国立音楽大学フルート専攻を首席で卒業。国立音楽大学卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。第5回日本アンサンブルコンクール室内楽部門、優秀演奏者賞受賞。2000年、2005年、2009年にモーツァルト青少年管弦楽団首席奏者としてオーストリア公演に参加。日本モーツァルト青少年管弦楽団、モーツァルト・カンマー・オーケストラ首席フルート奏者。現在はExtasyBoxのフルート奏者として活躍。またDTMによる楽曲製作など幅広く活動中。

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